2004-06-26から1日間の記事一覧

国の守は狩を好んだ。

夷齋石川淳、といっても、ご存じない方が多いでしょう。昭和を代表する小説家のひとりです。これは「紫苑物語」の書き出しですが、「焼跡のイエス」という短篇も、ぜひ読んだらいいとおもう。ある日、ふと、「国の守は狩を好んだ」というフレーズが、フラン…