まだ綿貫君が勤めていたころだから、昭和50年代のなかごろだったろう。その夜は、砂糖部長と綿貫君と、それからもうひとりだれか女性が残りの当番だった。 砂糖部長は、名前と大違いで、シュガーレスな上司だった。ぼくは、入社の面接のとき、砂糖部長と社長…
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