2006-09-18から1日間の記事一覧

ある日の昼飯2

ぼくはもう、ぜんぜん食欲がなくなっていた。せっかくのカツ丼が、とてつもなく重く見えた。カツの切れは、口に入れても、なかなかのどにおりてゆかなかった。 すぐに蜜野氏のざるきしめんがきて、蜜野氏は音を立ててきしめんを吸い上げはじめた。太鼓腹がテ…