砂糖部長に田村隆一の「詩人のノート」を貸した。 この本は、箱に入っていないから、部長夫人が箱を踏みつぶす気づかいはない。 ソフトカヴァーの表紙をめくると、見返しにサインペンで署名がある。まず、ぼくの名前が書いてあって、となりに「1977年2月27日…
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