では、万作さん選飛行船句。 幼子の掌よりこぼるる雛あられ 春一番吹いて机上は砂漠かな 漆黒の闇匂ひ立つ沈丁花 睡蓮の夢見る如き寝顔かな 鉄塔に少年の夏輝けり 百日紅父の墓前の煙草かな 白犬の路地ふさぎをる暑さかな 夏祭り狐の面の笑みもらす すり減り…
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