2018-04-08から1日間の記事一覧

大木あまり「シリーズ自句自解1 ベスト100」P142

流感は古き浮巣を踏むここち 流行性感冒になったとき高熱にうかされ、古い浮巣を踏んでいる心地になった。 もうろうとした意識の中のあの異状感はなぜ? と今でも疑問を抱くが、兼題で「流感」が出たので、あまり深く考えずに、あるがあままを詠んでしまった…