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 忌野清志郎の作詞した「Day Dream Believer」を、きちんと聴いた。ちゃんと聴くのははじめてのことだ。いつもテレビのコマーシャルで流れてくるのを、ぼんやりと聴いてはいたが、もともとザ・モンキーズの曲だろ、くらいにしかおもわなかった。
 聴いていて、涙があふれてきた。なんて歌詞なんだ、これって。
 ぼくは、過呼吸症候群かもしれない。こういう、心のバランスを失ったとき、息を吸っても、胸がくるしい。
 ミーヤが、ぼくの膝に前足をのせて、どうしたの、という目で見上げる。


もう今は 彼女はどこにもいない
朝はやく 目覚ましがなっても
そういつも 彼女とくらしてきたよ
ケンカしたり 仲直りしたり


ずっと夢を見て 安心してた 僕は
Day Dream Believer  そんで 彼女はクイーン


でも それは 遠い遠い思い出
日がくれて テーブルにすわっても
Ah 今は彼女 写真の中で
やさしい目で 僕に微笑む


ずっと夢を見て 幸せだったな 僕は
Day Dream Believer そんで
彼女は クイーン


ずっと夢を見て 安心してた 僕は
Day Dream Believer そんで 彼女はクイーン


Ah Ah Ah Ah
Ah Ah Ah Ah


ずっと夢を見て いまもみてる 僕は
Day Dream Believer そんで 彼女はクイーン


ずっと夢を見て 安心してた 僕は
Day Dream Believer そんで
彼女は クイーン


ずっと夢見させてくれてありがとう 僕は
Day Dream Believer そんで
彼女は クイーン 
        (作詞・作曲:ジョン・スチュアート 日本語詞:ゼリー)


忌野清志郎、最高!