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「デイ・ドリーム・ビリーバー」の原詞には、「a daydream believer」と「a homecoming queen」がいっしょに暮らしはじめたところが歌われている。夢想家の青年と学園祭のミス・女王(いろんな女王がいるけれど、たぶん、このあたりでしょう)のカップルの前途やいかに、といった具合の歌詞である。それを読んだら、忌野清志郎のカバーがどれほどすばらしいかわかるだろう。
 そして、ぼくのカミサンはぼくだけのクイーンだったけど、それもクイーンと認めていただけるなら、清志郎の歌詞は100パーセントぼくらのことである。