「鉄塔 武蔵野線」その後

鉄塔 武蔵野線」という小説のことを、以前書きました(註。2005-02-13「鉄塔 武蔵野線 その1」〜2005-02-27「鉄塔 武蔵野線3」参照)。
 いま、手もとに1枚の葉書があります。ブルーの空にそびえ立つ鉄塔の勇姿が写真になって、絵葉書になっており、写真の下の余白に「武蔵野線 旧76号鉄塔 (新11号鉄塔)」と書き添えられています。銀林みのる氏の直筆です。 「鉄塔 武蔵野線」の著者は、ぼくのことを覚えていてくださって、親切に新版発行のことをお知らせくださったのでした。
 個人宛の葉書を公表されるのは、著者には不本意かもしれませんが、この本のことを多少なりとも宣伝したくて引用する、ぼくの気持がご理解いただければ、きっとお許しくださるに違いありません。葉書には、こうあります。
「過日は、丁寧なお手紙をありがとうございました。ご興味を持ってくださいました『鉄塔武蔵野線』ですが、今秋、ソフトバンク・クリエイティブという出版社から「ソフトバンク文庫」として新装改訂版が出ました。鉄塔写真を、当初の私の構想どおりに500枚以上掲載し、巻末付録としまして、新旧の武蔵野線の番号対照表なども加えてあります。以前、高島様が疑問に思われた番号や鉄塔の改修状況、変化等を示しております。(折込の地図つき)是非ご覧になって下さい。07.11.18  銀林みのる」