銀座百点 12

 1955年、「銀座百点」創刊時の会員(加盟店)は、100店だった。
 1996年、「銀座百点」500号では、それが158店になっている。
「銀座百点」の百点は、百点満点の百点だから、158店あってもかまわない。 しかし、「銀座百店会」は、正式には「協同組合銀座百店会」であって、それが158店にふくらんでいるのはいかがなものか、と友人の甘木に詰問された。「銀座百五十八店会」か「銀座百余店会」にしたらどうか、というのである。
 べつに、ぼくは、銀座の代表というわけではないから、そういうことはきかないでほしい。
(註、ちなみに、という加賀恭一郎の口癖を真似れば、2010年6月号の加盟店数は144店である)