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 毎日1〜2時間、イーグルスの「ホテルカリフォルニア」を繰り返し聴いている。「You Tube」の動画でだが、もう2カ月になる。
「ホテルカリフォルニア」は、イントロから最後まで、6〜7分の曲である(1分のちがいは、リードギターの連奏が、気分がのっているときにはやや長く繰り返されるから)。だから、同じ曲を、毎日、10回から20回聴くことになる。そのせいか、気がつくと、頭のなかで「ホテルカリフォルニア」が鳴り響いていることがある。
「ホテルカリフォルニア」の歌詞は、難解だとされている。比喩や暗喩に満ちているからだそうだ。おしまいのところの歌詞は、こうである。


You can check out anytime…but you can never leave.


「いつでもチェックアウトできます。でも、けっしてどこへも行けません」と訳そうか。
 

 ぼくには、すこしも難解じゃないんだけど。つまり、こういうことだから。
「ミーヤ、いやなら出て行ってもいいよ。でも、ぜったい離さないからね」